2007年 月のハナ むいかめ
むいかめ
白樺の枝にサルオガセモドキというエアプランツの仲間。
根を持たないこの手の植物は、温度差で生まれる水分を取り込むわざを心得ている。根がなくてなんだか頼りないのに、銀色の産毛が空気中の水分を集めるのに大きな役割を果たしている。月夜には産毛にびっしりと月ががやいているのでしょう。
白樺は賢治の童話にもよく出てくる。女性的な木。
月夜に散歩した高原では、大きな月の下で幹が夢のように白く光っていた。
温室のかたわらに立つ、ムクノキの黄色い葉を最後に振る舞った。


素材/白樺、サルオガセモドキ、椋の木の葉、月、そら
