菊華の緑蔭幻想詩華集(アンソロジー) 東雅夫×塚田有一

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急な秋の訪れに、蝉の声がしづまり、
秋の虫の声が入れ替わりに聴こえて来るようになりました。
いかがお過ごしでしょうか?


幻想文学や怪談のアンソロジストである東雅夫さんとお届けしています
『緑蔭幻想詩華集(アンソロジー)』。
5月の躑蠋、6月の紫陽花の会では、
物語の花と、今まさに咲いている旬の花とが、身体的に結びついて行ったのではないでしょうか?
イメージの母型みたいなものに触れるような機会でした。


真夏の東さんは、とにかく地方を飛び回って居られるご様子でした。
新潟のアートトリエンナーレで有名な妻有では、
東さんの公演と塚田のワークショップがニアミスしたり、
いつか地方でもなにかご一緒させていただくことがあるかも???


さて、そんな訳で暑い8月はお休みさせていただいた「緑蔭幻想詩華集」でしたが、
9月の満月9日火曜日に開催を決定しました。


今回は「菊華の緑蔭幻想詩華集」と銘打って、
新 暦重陽の節供に合わせて花を選びました。
菊、どんなイメージや思い出をお持ちでしょうか?


いつものように東さんに菊の物語を、
塚田は菊の話しをして、
最後は朗読と花活けという3段構えです。


時間は19時~21時半頃迄。
場所はこちら。
http://www.limbgreen.jp/space/index.html
料金は3500円です。


中秋の名月のもと、菊華の妖しくも典雅な物語と生け花との綾とりを
お楽しみください。
お申し込みはhikarionsitu@yahoo.co.jp(塚田)まで。

温室 塚田有一
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東雅夫さんの幻妖ブログより。
昨夜は「緑蔭幻想詩華集(アンソロジー)」に多数の御来場を賜りまして、まことにありがとうございました。このシリーズで満員御礼は初めてだったので、嬉しきこと限りなし(笑)。今後も相方の塚田有一さんと協力して、色々な趣向を設えて参りたいと思いますので、引き続き御愛顧のほどを!(雅)

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花の匠、塚田有一さんがアンソロジストと共に創り出す「菊華の緑蔭幻想詩華集」の世界、堪能いたしました。
ゆるやかに始まる菊についての講釈が、いつしか話題を菊理媛神(きくりひめのみこと)に移し。白山の神様はそのまま、加賀は菊酒の話へと広がり菊潤(きくがたき/手取川の水源)まで登場する贅沢な流れ。菊についての物語はひとまず上田秋成「菊花の約(ちぎり)」から始まったがやはり泉鏡花「菊あわせ」の舞台・金沢へと戻る。金沢の街は縁が深く(石川はカミさんの実家)幾度も足を運ぶ思い入れの強い土地だ。
会の終盤、太宰治「清貧譚」の朗読と共に塚田さんが活けはじめる。お月見も意識しての仕上がりに、やはり氏の花は好きだなぁというのが率直な感想。お見かけするのは二度目なのに、そんな気がしない心地良さがある。なんとも表現しがたい素敵な時間をどうもありがとうございました。またゆっくりお話したいものです。
↑ご参加くださったHさんのfacebookより。写真も。

重陽の昨夜は、塚田さんが主催する「菊華の緑蔭幻想詩華集」にお邪魔。
みるみる現れた花活けという造景。可動性のあるタブローに移された庭という拠所は、空→点→線→面→体と一気呵成に季節が要約され、ないものがあるものへと見事に置き換えられていく。ハイスピードなコンストラクション。収まりの付かぬものを取り出しているようにも見えた。
↑ご参加くださったOさんのコメントより。


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菊酒(「菊姫」というお酒 東雅夫さんからの差し入れ)と菊華せんべい。
参加者のKさんの撮影。




ワークショップは、植物に触れ、植物に人が託して来た物語を知り、身体知を取り戻すことと、風土を感じることを大事にしています。