TERRAIN VAGUE vol.41 関根みゆきさん「菊の節供の花結び」

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”結yuu”を主宰する関根みゆきさんに習う「花結び」。
五つの節供に沿って、「むすび」とそこに込められた「いのり」や「おもい」について学ぶ第三回目は重陽の節供に肖っての「菊結び」です。ちょうど「白露」に当たり、昼夜の温度差に草花が露を結ぶ季節でもあります。
実際自分で「結ぶ」ことが大切なのですね。回を重ねるごとにほつれていたり、浮遊していたものどうしが結ばれていく実感があります。

塚田も重陽の節供のあれこれをお話いたします。菊にこびりついてしまっているイメージを解いて新たに結び直していけたらと思います。

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関根さんより↓メッセージ。

九月九日は最大の陽数が重なることから「重陽の節供」といわれ、別名「菊の節供」とも呼ばれます。今回は重陽の節供の室礼として制作した結びの写真をご覧いただきながら、花結びの基本的な構造をもつ「菊結び」とそのバリエーションをご紹介いたします。
日本で「菊結び」と言われる結びは中国北周時代(六世紀頃)の観音像にすでに見られ、中国名を「吉祥結び」といいおめでたい結びの一つとして親しまれています。
日本では結びにも吉凶や陰陽があり、結びの名前は自然にちなんだものが多くみられます。自然の生命力やその美しさを結びで表現し、再生を願って身に帯びたり、調度や部屋の柱に飾って楽しみました。長い間人々の暮らしに結びは欠かせないものでした。
今年の重陽の節供には菊の結びを添え、菊の節供を楽しんで頂きたいと思います。

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☆ 2016年9月7日(水)白露 
☆  19時〜21時
☆ 千代田区西神田2-4-1
   東方學会本館3階33-2号室
   http://map.yahoo.co.jp/maps?ei=UTF-8&type=scroll&mode=map&lon=139.75484163&lat=35.69789079&p=東京都千代田区西神田2丁目4-1&z=16&layer=pa&v=3 
☆ 会費3,500円
        (材料費込み/予約制/当日精算)

☆ 申込hikarionsitu@yahoo.co.jp
     もしくは「問い合わせ」フォームよりお願いいたします。
☆ 問合090-3420-3514
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【プロフィール】
関根みゆき(せきね・みゆき)
http://www.yuunet.jp/pg136.html
山口県下関市出身 東京世田谷在住。約18年間、都内のホテル・レストラン(パレスホテル・銀座東急ホテル・東京会館他)などで専属ピアニストとして活動。転職を機に仕事のかたわら1996年より結びを始める。2002年-2003年と海外の「日本伝統芸術祭」に飾り結びで参加し、結びが世界共通の文化であると感じ日本の結び文化に興味を持つ。2004より京都の結望会主宰西村望代子先生に師事。古い文献の再現と創作を始める。2008年、結びと深い関わりのある包みに興味を持ち、デザイナー山口信博氏が主宰する折形デザイン研究所の教室に通い、基礎・応用コースを修了。衣食住における技としての包み結びが人々の精神生活に於いても重要な役割を担っていたことを実感すると共に、山口氏のいう「生活の技術」として包み結びの伝承を試みることの大切さを学ぶ。現在、結びの研究・提案・制作・講座を主に活動。古事記・日本書紀に表れる神名でもある産巣日・産霊(ムスヒ)と糸偏の結びとの繋がりをテーマに結びを探求中。

結びの作品:氷川会館「結びの五節供」パネル制作・川越氷川神社「まもり結び」12カ月
http://www.cocoromagocoro.com/tag/結びの五節供/
http://www.cocoromagocoro.com/tag/まもり結び/




自然を間にコミュニティーをゆるやかにつないでいくためのガ–デンデザイン、年間のスケジュール立案ほか、その場をつかったイベントやワークショップのディレクションをしています。