TERRAIN VAGUE vol.61「ジパンク その音と言葉」岡村豊彦

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岡村豊彦くんの2/4(土)立春「UK/USパンク」は、まさにロンドンやニューヨークという都市の鬱屈した若者の思いが爆発したパンク誕生から、その短い華やぎの突然の収束には大人の事情が絡んでいたりもして、でも、方々に飛散した火花は音楽シーンを豊かなものにしてくれました。またいつかあのように弾ける時は来るのだろうか。パンクな精神はみんなの中に眠っているようにも思います。

立春に引き続き、3/18(土)春分の頃に今度は日本のパンクをお願いしました。
以下岡村くんより。

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タイトルは「ジパンク」

前回は「立春に PUNK を聴く」ということで UK / US のパンク、ポストパンクに絞ってみたのですが、終わってみると「じゃあ日本の PUNK はどうなんだろう?」と。続きとして春分の頃に開催することとなりました。

UK / US のパンクが1977年に突然始まったのではないように日本のパンクも60年代のグループサウンズ、70年代のフォークというルーツを持ちます。70年代末よりそれは東京や大阪といった都市の片隅で狂い咲いたかのように花開いて、ひとつとして同じものがないぐらいに個性的なバンドが次々と生まれては消えていきました。しかしバブル崩壊と共に行き詰まりを迎えた(第二次)バンドブームを経てシーンは変質し、HIP-HOPに接近したり、頑なにハードコアにこだわったり、J-POPに飲み込まれていきました。かつてのパンクは狭くて暗くて雑然とした地下のライブハウスに閉じ込められたよい子は触れてはいけない、見てはいけないアングラなものであり、その澱んだ空気の中でしか生きられないものでしたが、今や売れるパンクはホールやスタジアムをいっぱいにし、かつてのアングラは過去の参照情報として取捨選択される対象となりました。そんなパンク50年の歴史を俯瞰してみようと思います。

UK / US のパンクを聴くのとは違って、日本のパンク、日本語のパンクは何を歌っているのかが皮膚感覚でわかります。そのとき流行となっていたものや話題になった事件など社会的背景もつかみやすいです。疎外された若者たちは何を言葉として発したのか。放たずにはいられなかったのか。彼らの個性はノイジーな音だけではなく、特異な言語感覚としても現れていました。そこのところにも踏み込んでみたいと思います。

かつてブルーハーツのヒロトは痙攣したかのように身体を震わせながら「人にやさしく」「未来は僕等の手の中」と不器用に叫びました。そのメッセージは今も有効なのか?そこがまず、出発点となります。よろしくお願いします。
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題名:『TERRAIN VAGUE(テラン・ヴァーグ) vol.61
    ジパンク その音と言葉』
日時:2017/03/18(土) 19時~21時
料金:2,000円 
場所:東京都千代田区西神田2-4-1
   東方学会本館三階33-2号室「温室」
地図:http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?p=千代田区西神田2-4-1&ac=13101&az=47.2.4.1&zoom=18&lat=35.69789079&lon=139.75484163&cond=placegenre%3Aaddress%3Bac%3A13101%3Baz%3A47.2.4.1%3B&pluginid=pa&z=18&mode=map&active=true&layer=pa&home=on&hlat=35.69789079&hlon=139.75484163&pointer=off&pan=off&ei=utf8&v=3
   ※最寄り駅:神保町
   ※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。タイトル;

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