TERRAIN VAGUE vol.70 「風のあとさき〜現実という壁の向こうへ〜」武術家 甲野善紀先生

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 70回目のTERRAIN VAGUEは、武術家として松聲館を主宰し、術理を磨き続けている甲野善紀先生をお迎えいたします。

 甲野先生のプロフィールには以下のように記されています。
「幼い頃から野山の自然を好み、育った多摩地方の丘陵が宅地開発されるのを悲しんで、将来は自然の中での牧畜に従事しようと、東京農業大学畜産科に進むが、畜産及び現代農業全体が効率最優先の工業化を目指していることに失望して、この道を断念。それに代わってさまざまな健康法や修行法、さらに思想、宗教等の方面に関心を広げ、実践的な体験を経た後「人間にとっての自然」を自らの身体感覚を通して探究しようと武の道に志す。」
 
 先日お目にかかった際、様々な技にも驚愕したのですが、最も心に残ったことは「人の業によって様々な苦難が押し寄せている現実をきちんと受け止め、今起こっていることを知ること。暗澹たる思いを抱き、それでもなお、それを乗り越えていく個々人のふるまいや力」についてでした。身体という自然にどう向き合い、様々な縁に気付いていけるかが大切なように思います。

 武術家として今どんな風景が先生の来し方行く末に広がっているのでしょう。


松聲会のサイト
http://www.shouseikan.com
kono.jpg(写真;先崎寛子)

甲野先生プロフィール(上記サイトより転載)
合気道、鹿島神流、根岸流等を学んだ後、1978年松聲館道場を建て、武術稽古研究会を主宰して活動を始める。その後、武術・武道に限らず、さまざまな分野の人々と交流し、多くの教えを受け、また、古伝書を読み込むなどして、試行錯誤しつつ技と術理を研究し、それらを、講座や書籍で発表している。1999年頃から、その技と術理がスポーツ、楽器演奏などに応用されて成果が上がり、社会的関心が高くなったことで、より多くの世界と、より自由な対応をするため、また、武術の一研究者としての立場を明確にするため、2003年武術稽古研究会を解散する。以後、介護、工学、教育等の分野からも関心が高まり、2007年から3年間、神戸女学院大学の客員教授も務めた。

 現在、各地で主に武術に関する講座や講習会を行っている。
 さらに、2009年秋から数学者の森田真生氏と『この日の学校』を立ち上げ、各地で受験や資格を取るためではない学問そのものと向き合う講座を開いている。
 また、ニホンミツバチの農業利用を通して、より自然な農業と、生き方を模索する活動を始めている。

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*日時
2017/6/3(土)
17時から19時。
その後部屋を変えての懇親会。
 懇親会のケータリングは「料理山研究所」山崎志保さんです。
 http://yamazaki-shiho.com/about.php
*定員
30名
*講習費 3000円(当日精算)
 懇親会参加の方は1000円を別途ご用意ください。
 両方ご参加の方は4000円となりますので、お申し込み時に「懇親会参加希望」と一言添えてお申込み下さい。

*申し込み
問い合わせメールホームよりお申し込みください。
hikarionsitu@yahoo.co.jp

場所
東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 温室
https://map.yahoo.co.jp/maps?ei=UTF-8&type=scroll&mode=map&lon=139.75484163&lat=35.69789079&p=東京都千代田区西神田2丁目4-1&z=16&layer=pa&v=3
※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。




ワークショップは、植物に触れ、植物に人が託して来た物語を知り、身体知を取り戻すことと、風土を感じることを大事にしています。