TERRAIN VAGUE vol.151『ヤドリギからはじまる円環』米山徇矢(歌人)×塚田有一(温室)

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2018年12月初め、出張で東京にいらした米山さんは合間を縫って京橋での『クリエイションの未来展』(http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g2-1809/)に足を運んでくださいました。そして、ヤドリギの下に長く佇んでいました。いろいろお話しして、前からお声がけしていた歌と花の会について少し交わし合いました。その後いただいたメールは以下のようなものでした。


『万葉集』のなかに大伴家持がヤドリギを詠んだ歌があります。

 あしひきの山の木末(こぬれ)の寄生木(ほよ)取りて插頭(かざ)しつらくは千年(ちとせ)寿(ほ)くとそ
山の梢にあるヤドリギを頭に挿して、新年の祝いを述べている歌です。

古代人はきっとこれを舞いながら歌っただろうといわれています。
昔はやどりぎを「ほよ」と呼んだみたいですが、おもしろい響きですね。

この歌を話のまくらに、植物と歌をめぐるさまざまを円環的にふたりで話し合っていったら
あっという間に夜更けになりそうですね。「花綵と歌枕」の夕べです。


冬の植物で、皆さんにも「めぐり花」をしていただきながら、
歌を詠むこと、木々や草花に託されたこと、その多義性、
万葉や古今の頃より歌い継がれている情緒、表出のテクネーなど、
日本列島が花綵という首飾りに例えられるように、
歌と花で世界をつなぎ、一人一人を、あらゆる縁を言祝ぎたいと思います。

「めぐり花」のことhttp://onshitsu.com/2014/09/28-202314.php


*日時
2019/1/14(月)祝日
17時から2時間ほど。

*定員
15名

*料金
3000円(当日精算)お菓子つき

*申し込み
問い合わせメールホームよりお申し込みください。
hikarionsitu@yahoo.co.jp


場所
東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 温室
※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
https://www.google.co.jp/maps/place/〒101-0065+東京都千代田区西神田2丁目4%E2%88%921/@35.698832,139.754806,16z/data=!4m5!3m4!1s0x60188c1506e0953d:0x4085d41c74cd0716!8m2!3d35.6978773!4d139.7548588?hl=ja



米山さんとは松岡正剛さんのISIS編集学校のご縁で出会いました。
編集者で歌人でもあります。
最近出された『あそんでまなぶわたしとせかい』の編集も手がけています。

http://www.mirai-inc.jp/books/detail.php?9784860154486

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プロフィール
米山徇矢(よねやまじゅんや)
歌人(中部短歌会所属)、編集者。1975年生まれ、愛知県在住。
編集を松岡正剛さんのイシス編集学校に学び、主に幼児教育の書籍を手がけている。
短歌は岡野弘彦さんに私淑。




自然を間にコミュニティーをゆるやかにつないでいくためのガ–デンデザイン、年間のスケジュール立案ほか、その場をつかったイベントやワークショップのディレクションをしています。