季譜 flower-notes 1「墾(は)る」(piano 平本正宏 × flower 塚田有一)2019/3/10
季譜 flower-notes 「墾(は)る」
この3月をはじまりとして代官山ヒルサイドテラスにある地下の音楽室にて、Tenka TOKYO主宰の作曲家平本正宏さんとのセッション「季譜 flower-notes」をはじめます。
春夏秋冬で一巡り。年4回のピアノと花のライブセッションです。初回は3月10日日曜日。タイトルは「墾(は)る」としました。
こんなやり取りがありました。
春のイメージ、ちょっと考えてみました。
いずみ
桃源
発光
さ音
墾(は)る
玻璃(水晶)
春の雨
あめ
霞み
啓く
(塚田)
「墾る」という言葉が特に心に響きました。 震災から8年の前日で、色々な想いを馳せる日です。 じっくりと土に、地に根ざしながら前に進むイメージが墾るという言葉にはあり、シリーズ始まりの回としてもいいと思いました。(平本)
Steinway & Sonsのピアノのあるサロンで、平本正宏さんの新曲と塚田有一の花活けをお楽しみください。即興もあります。
地下にある音楽室にて植物のように春の雨を吸い、陽光を感じながら、想いが動き、はるか桃源を望むような旅をご一緒できればと思っています。*会場はプライベートサロンですので、場所の詳細はお申し込みの方にのみお知らせいたします。
期日;2019年3月10日(日)15時から17時
場所;代官山ヒルサイドテラスF棟の一室
参加費;3500円(税込)受付時に会場にてお支払いください。
申込;hikarionsitu@yahoo.co.jp 問合せ;090−3420−3514(塚田)
出演;
平本 正宏 Masahiro Hiramoto
作曲家。音楽レーベル Tekna TOKYO 主宰。http://teknatokyo.com
東京藝術大学大学院音楽研究科修了。
2006年より写真家 篠山紀信の映像作品digi+KISHINや展覧会の音楽を担当。2017年から現在に至るまでWEB UOMOで連載中の「篠山紀信『美女標本箱』」にて楽曲の提供を続けている。
2013年映画『さよなら渓谷』の音楽を担当、第35回モスクワ国際映画祭にて審査員特別賞を受賞する。
2016年東京芸術劇場シアターイーストにて全編コンピュータ音楽によるオペラ作品「OPERA -NEO-」を上演。
2016年映画『セトウツミ』、映画『少女』の音楽、
またNHKプレミアムよるドラマ「プリンセスメゾン」の音楽を担当。
2017年1月現代美術家束芋の新作インスタレーション「網の中」、新作パフォーマンス「網の外」の音楽を担当。
2018年 初のピアノアルバム「TOKYO PIANO」をリリース。
同年シンセサイザーのみで即興的に作曲したアルバム「NEW YORK IMPROVISATION」、初期電子音楽作品をコンパイルしたアルバム「EEW」をリリース。
2019年 写真家 篠山紀信が女優 橋本マナミを撮影した写真集『MANAMI BY KISHIN』&digi+KISHIN DVD BOOK「マナミ」のサウンドトラック『MANAMI』をリリース。その他、蜷川幸雄演出の舞台作品「ジュリアス・シーザー」への楽曲提供、振付家金森穣、デザイナー奥村靫正、演出家前川知大、作家島田雅彦、作詞家・作家高橋久美子など様々な分野の精鋭とのコラボレーションを行う。
塚田有一 Yuichi Tsukada
温室代表。ガーデンプランナー、アーティスト
http://onshitsu.com/about_us.html1991年立教大学経営学部卒業後、草月流家元アトリエ/株式会社イデーFLOWERS@IDEEを経て独立。世田谷ものづくり学校「学校園」/東京大学「こまみどりプロジェクト」など手掛ける。 2011年よりIIDグリーンディレクター。
2012年、建築家平田晃久氏とともにOKAMURA DESIGN SPACE R「FLOW_ER」展を行う。
2011年以降「花綵列島プロジェクト」始動。その一環として各地で「めぐり花」の活動を続ける。
2013年春、安田不動産のワテラスでこけら落とし公演を企画プロデュース。
花活けで「六本木アートカレッジ」能楽師安田登氏、ヴァイオリニスト山本紗由氏と共演ほか。
花活けやイベントのディスプレイの他、個人邸の造園やオフィスなど植物による空間編集を多数手掛けている。
2018年11月1日-2019年1月27日までLIXILギャラリーにて清水敏郎監修『クリエイションの未来展』”I’mpermanent “にゲストアーティストとして参加。
2017年より赤坂氷川神社花活け教室「はなのみち」講師
西神田「温室」での”TERRAIN VAGUE(都市の空き地)”企画。