TERRAIN VAGUE vol.163【山と里にて、生命を観る】中澤広隆さん

山と里の往き来で1年の多くの時間を過ごす中澤広隆(こうりゅう)さん。
山伏として修行を重ねつつ、富士山や大峰山など、山への案内人をしています。
中澤さんは、沢山の人々をガイドしてきましたが、
以前と比べると山へ登りたいという人々の求めるものが変わってきているといいます。

日本列島の70パーセントは山地とされ、里も背後には固有の山を背負っていて、多くの恵みを
もたらしてくれています。温室が研究している節供や行事などは里と山の間、もしくは里から山や海の奥を観じるものです。神社やお寺も引き寄せられた小さな山です。山とはそれほど私たちにとって大きな存在だったはずです。

中澤さんの身体に宿り、眼裏に焼き付いている山と里の往来の風景、山の厳しさ、荒々しさと恵み、気象に縒り合わさり受け継がれる人々の営み、祈りとはどのようなものなのでしょうか。
(温室 塚田有一)

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【中澤さんよりメッセージ】
私は幼い頃から「何でこの世はあるのだろう?」と思っていました。

神様が本当にいるのなら、犯罪や戦争などの悲しい事、悪い事はあってはいけないはずでは?とも考えました。

多感な時期は随分と思い悩みました(笑)

大人になり、様々なご縁に導かれる様にして山の宗教である修験道の行者「山伏」となって、日本の山々や聖地を巡るうち、そして里での生活のうちに気付き感じた事が沢山の答えをもたらし、私を救ってくれた様に思います。

今の時代は、無意識にも「生きる」という事の本質を考えさせられている「最終局面」の様で、多くの人々の想いはその質を濃く重くしていると感じています。

若輩者の私などがと恐縮の限りなのですが、山と里を行き来し、見聞きし感じた事のカケラが、何方かの生きることのヒントの様なものになるのであればと思い、今回お話しをさせていただく事となりました。

山伏と修験道の事、神様や仏様の世界の事、「お山」に入るとはどういう事か、里での暮らしにどう活かすかという事、「生きるという事はどういう事か」など、分かりやすくかつ深くお話し出来ればと思います。

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(写真;中澤広隆)

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*期日/ 2019/9/16(月)
     19:00〜21:00
*料金/ 3000円(当日受付にてお支払いください)
◎おやつ付き


*申し込み
問い合わせメールホームもしくは下記アドレスよりお申し込みください。
hikarionsitu@yahoo.co.jp(担当;塚田)


場所
東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会本館三階33-2号室 温室
※会場はイベント当日以外は一般に開放していませんので、ご注意ください。
https://map.yahoo.co.jp/maps?ei=UTF-8&type=scroll&mode=map&lon=139.75484163&lat=35.69789079&p=東京都千代田区西神田2丁目4-1&z=16&layer=pa&v=3


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中澤 広隆(なかざわ こうりゅう)

1972年生まれ 愛媛県育ち、卒業後大阪へ。
神仏の世界に興味を持ちつつも世俗の垢を好み、思い悩む日々を過ごす。
紆余曲折を経て聖護院にて得度、山伏へ。
時を同じくして富士山登山ガイドとなり、現在で登頂は200回を超える。

日本の山々や神社仏閣、聖地への案内人として「祈りの山旅」を主宰。




自然を間にコミュニティーをゆるやかにつないでいくためのガ–デンデザイン、年間のスケジュール立案ほか、その場をつかったイベントやワークショップのディレクションをしています。